ガラスオーダーガイド
ガラス種類について
「デザインガラス専門店」では、用途別・種類別に「ガラス内容」及び製作可能な「ガラス形状」「ガラスサイズ・厚み」
「切断面処理方法」「その他加工」等をまとめています
ガラス形状について
◎四角形(長方形・正方形)/square
最も一般的な形状ですサイズはmm単位で指定が可能です |
四隅の形状 | |
◆角落とし加工(かどおとしかこう) |
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◆角R加工(かどあーるかこう) |
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●R加工PDF/5mm-50mm ●R加工PDF/55mm-100mm ●R加工PDF/105mm-150mm | |
◆角C(斜め45度)加工(かどしーかこう) |
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●C加工PDF/5mm-50mm ●C加工PDF/55mm-100mm ●C加工PDF/105mm-150mm |
◎円形(真円)/circle
ご希望のサイズに合わせてmm単位で製作しますので、円の直径をお知らせください |
◎異形(ひし形・アーチ型他)/variant
異形(バリアント)の場合は、型もしくは図面が必要となります。ひし形の場合は、図面で特に問題ありません
アーチ型の場合、Rが半円もしくはRが指定可能な場合であれば図面で良いのですが、Rが判明できない場合は型が必要です
※図面は、PDFもしくは画像データをメールかFAXで送って下さい
見積りの際、型は必要ありませんが、図面を送っていただいた方が正確な見積が可能です
型はベニヤ板、もしくは紙で、ガラスの実寸が分かるものでお送りください
また、ウラ・オモテがわかるように型に記入をお願いします
特殊カット・穴あけについて
◎切り欠き・角切り欠き加工について
切り欠き加工の場合、左図A(入隅)のように切り欠き部分の内側の隅は丸くなります |
◎穴あけ・角穴(かくあな)加工について
※穴径はΦ4mm~可能です | 穴あけ加工及び角穴加工の場合、ガラスが割れやすくなりますので、穴部分及び穴の |
◎引手加工について
じか引き用ガラス引戸で使用する際に引手加工することが可能です |
柄の向き・目合わせについて
◎柄の向きについて
柄の向きが「有」のガラスは、柄の向きの指定が可能です |
◎目合わせについて
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ガラスサイズについて
◎寸法公差について
通常ガラスは、ミリ(mm)単位で発注できます
カットの寸法公差は±1.0mm程度となります
なかには手加工でするものもありますので、四方枠に入る場合は少なくても周囲2~3mmのクリアランスを確保してください
◎厚み公差について
デザインガラスの輸入ガラスは、厚み許容差の決まりはなく、基本的には呼び名の厚みとなります
厚み4mmのガラスでも、4.5mm程度になっている場合がありますので、ご注意ください
基本的に呼び厚み+1mm以上のクリアランスを確保の上、建具等に納めるようお願いしています
それぞれの厚みについては、実際にサンプルをご請求いただき、ご確認ください
◎単位について
サイズは全てミリ(mm)単位です。コダマガラスでは、ガラス寸法や厚み単位を全てミリ(mm)でお伝えしております
お問い合わせの際は、cm(センチメートル)でも良いですが、数値の後に単位を明記していただきますようお願い致します
[例] 123cm(センチ) = 1,230mm(ミリ)
ガラスサイズは、四角形の場合W○○○mm×H又はD○○○mmのように、左が幅(W)右が高さ(H)もしくは奥行(D)でお伝えします
ガラスの種類や加工によっては、向きが違ってくるものもございますので、ご注意ください
◎ガラス重量について
ガラスの重量は、1㎡当り厚み×2.5kgとなります
[例] 厚み4mm で 1,000mm × 600mm のガラスの場合
1 × 0.6 × 4 × 2.5 = 6kgとなります
切断面処理方法
◎切りっ放し
ガラスを切ったままの状態です ガラスの厚みやサイズによって、クリーンカットできない場合もあります 直接触れるとケガをする可能性がありますので、お取扱いには十分ご注意ください |
◎手切れ防止処理(糸面取り)
デザインガラスは、手切れ防止処理(糸面取り)をした上でお届けしています 触れただけで手が切れたりしないように糸面のみ取った状態です 砥石(#80程度)で面を取るため、加工した部分は荒く白っぽくザラザラしています 窓枠や額縁のガラスで、ふつう手に触れる事もなく、四方枠に入っているような場合 におススメです。 ※加工代は無料でさせて頂いております |
◎糸面磨き(いとめんみがき):一般的な磨き加工
切断面を1.5~2.0mm程度面を取って綺麗に磨いた加工で、切断面処理加工の中で 最も安価で一般的な処理方法で、手加工となります 通常の磨き加工=糸面磨きとなります テーブルトップやガラス棚等、普段から手に触れたり、切断面が露出し見えるような 場合は、この糸面磨きが適しています |
◎ホイール加工(ルーバー加工)
ガラスの切断面を丸く角を取る加工です 糸面磨きとは違い、白っぽく少し荒い仕上がりとなります じか引き用ガラス引戸で使用する際はホイール加工します |
↓↓ 「ホイール加工:ルーバー加工について」動画でもご紹介 ↓↓
その他加工について
◎強化加工(熱処理加工)について
普通透明強化ガラス同様に、ガラスを軟化点(約650℃)近くまで |
◎フィルム貼り加工について
〇飛散防止フィルム | |
ガラスサイズが1㎡以上や1800mm以上あるような大きいサイズの場合は |
◎ペア加工について
各種デザインガラスと普通の透明ガラス等をスペーサーにより一定間隔に保持し、 周囲を密封した(ペアガラスに加工した)ガラスです 単板のガラスを比べ大きな断熱効果が得られ、結露防止や省エネルギーにもつながります 室外側のガラスを防犯合わせガラス(FL3+BG30+FL3)にすることで防犯性とともに、 遮音効果や紫外線カット(99%)等快適で安心なプライベート空間が可能になります 普通透明ガラスをはじめ、防犯合わせガラス・網入りガラスとのペアガラス加工も可能です。 空気層は6mm、8mm、10mm、12mmで加工できます |
デザインガラスをペアガラスに加工することもできます
◎合わせ加工について
片面が完全にフラットなガラスは、合わせガラスに加工可能です フロートガラスの厚み3mm・4mm・5mmや強化ガラス等と 中間膜で接着して合わせガラスすることができます 【注意事項】 ●片面が完全にフラットなもののみとなります ●若干エアー等が入る場合がありますが、予めご了承ください ●納期は、通常のガラス納期+α(7日程度)が必要です |
価格計算について
デザインガラスの中には建材用として製造されたガラスの他、ステンドグラス等工芸用として製造されたガラスも含まれており、
メーカーや品種等によって元板サイズがそれぞれ違います。
そのためガラス種類別に歩留まりを考慮して「100mm」「300mm」「270mm」の「基準販売単位」を設定しており、
元板サイズの大きいガラスは「100角計算」、工芸用として製造された元板サイズの小さいガラスは「300角計算」、「270角計算」と、
基準販売単位の倍数によってそれぞれのガラス代を計算しています
上記に加えカット代及び四角形以外の場合は異形及び円形カット代、また、目合わせが必要な場合は目合わせカット代を加算して計算いたします
◎100角計算
100角計算のガラスは100mmX100mmを基準販売単位としてガラス代を計算しています 上記に加え、カット代、四角形以外の場合は異形及び円形カット代、及び目合わせが必要な場合は、 目合わせカット代を加算して計算いたします 例:ガラスサイズ:356*mmX478mmの場合 → ガラス代は400mmX500mm相当分として計算します |
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◎300角計算
300角計算のガラスは300mmX300mmを基準販売単位としてガラス代を計算しています 上記に加えカット代、四角形以外の場合は異形及び円形カット代及び、 目合わせが必要な場合は目合わせカット代を加算して計算いたします 例:ガラスサイズ:356*mmX478mmの場合 → ガラス代は600mmX600mm相当分として計算します |
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◎270角計算
270角計算のガラスは270mmX270mmを基準販売単位としてガラス代を計算しています 上記に加えカット代、四角形以外の場合は異形及び円形カット代及び、 目合わせが必要な場合は目合わせカット代を加算して計算いたします 例:ガラスサイズ:356*mmX478mmの場合 → ガラス代は540mmX540mm相当分として計算します |
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