和紙プラス
和紙とクリアガラスを組み合わせたオリジナルガラス
和紙プラスとは、日本の三大和紙「土佐和紙」と透明ガラスを合わせガラスに加工した当社(コダマガラス)オリジナルのガラスで、空間に和風のテイストを加えたい場合や、程よく視界を遮りたい場合等にお勧めです。
合わせガラス加工することにより1㎡以上の大きな開口部に使用する場合や吹き抜けや階段等万が一割れた際に脱落するおそれがあるような場所でも使用ができる安全ガラスです。
お店やホテル、公共施設等で不特定多数の人が触れたりするような場所でガラスを使用する場合は合わせガラスにすることにより割れにくくかつ割れても破片で怪我をしてしまう可能性が低くなります。
こういうところにオススメ
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ライトアップした
光壁としての施工例 -
手摺や吹き抜けでの施工例
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大面積な窓もしくは柱の装飾
としての施工例
和紙プラス商品一覧
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和紙プラス
WP-A750-FL3
桜/さくら
FL3+FL3 -
和紙プラス
WP-A770-FL3
七宝/しっぽう
FL3+FL3 -
和紙プラス
WP-A900-FL3
渦巻/うずまき
FL3+FL3 -
和紙プラス
WP-A901-FL3
青海波/せいがいは
FL3+FL3 -
和紙プラス
WP-A902-FL3
麻の葉/あさのは
FL3+FL3 -
和紙プラス
WP-A951-FL3
雲竜/うんりゅう
FL3+FL3
デザイン合わせガラス:和紙プラスの特徴
1.和紙の柄と種類について
和紙プラスは日本三大和紙の「土佐和紙」をガラスと中間膜で挟んで接着し合わせガラスにします。
和柄で人気の「桜」をはじめ伝統的な「七宝」や場所を選ばない「雲竜」など
掲載している商品は、厳選した6種の柄となります。
最大寸法は幅780mm・高さ1800~3000㎜までとなりますが、合わせるガラスの厚みにより異なります。
より大きなサイズをご希望の場合は別途ご相談ください。
2.合わせるガラス種類について
デザイン合わせガラス:和紙プラスは厚み3mmもしくは4mmのフロートガラス2枚の間に和紙を中間膜で挟んで接着し、合わせガラスにします。サイズが大きくなる場合やより強度を持たせたい場合は、ガラスの厚みを厚くすることや強化ガラスにすることも可能です。
製作するガラスサイズによって、どの厚みのガラスと合わせ加工するのが良いかについては下記の表をご参照ください。
製作可能サイズ ( 幅 × 高さ ) |
合わせるガラスの厚み (ガラス総厚) |
ガラスの種類 |
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780mm × 1800mm | 3mm + 3mm (約7mm) | FL3:フロートガラス3㎜ |
780mm × 2400mm | 4mm + 4mm (約9mm) | FL4:フロートガラス4㎜ |
780mm × 2400mm | 5mm + 5mm (約11mm) | FL5:フロートガラス5㎜ |
780mm × 2400mm | 6mm + 6mm (約13mm) | FL6:フロートガラス6㎜ |
※和紙の継ぎ目なく製作可能なサイズの目安です。
※ガラス種類は高透過ガラスや強化ガラスでも製作可能です。
※高さ寸法が2400mm~3000mmをご希望の場合は、別途ご相談ください。
3.中間膜について
コダマガラスではEVA膜(エチレン酢酸ビニル)を加熱、圧着させて合わせ加工しています。
EVA膜は透過性が高く紫外線をほぼカットします。また、耐湿性が高く高湿度下でも優れた性能を持っており、外部の窓でも使用が可能です。
和紙プラスの合わせ加工において中間膜の厚みは約30ミル(0.8mm)を基本としています。
4.小口について
合わせ加工をする際はEVA膜を挟んだ状態で加熱・圧着して製造することから、製造後は中間膜がはみ出たカタチとなります。
当社ではその後専用の工具を使って中間膜を綺麗にそぎ落とすのですが、ガラスの小口に凹凸がある関係で完全に綺麗にすることができず、少し付着した状態になる場合があります。
5.その他注意点について
ガラスサイズの誤差について
合わせ加工の加熱時にはガラスを挟んだ状態で真空にすることから、ガラスとガラスに1mm程度のずれが生じる場合があります。
1mmのずれが出るとガラスサイズは2mm大きくなるため、クリアランスは通常よりも3mm程度大きめに取るようにお願いします。
おもてうらについて
デザインガラスは凹凸面とフラット面があります。合わせ加工する際、デザインガラスは凹凸面が外側になるように合わせ加工します。
合わせ加工したガラスをドアにはめ込む際は、強度的にどちらが表でも問題はありませんが、汚れの付きにくい側、綺麗に見せたい側を凹凸面にする方が良いです。
※和紙プラスは両面フラットなため、特に表裏の区別はございません。
よくあるご質問Q&A
Q.サンプルは請求できますか?
A.合わせ加工のサンプルはA4サイズで用意しています。
レンタルで返却が必要となりますがご希望の方へはお送りいたします。(デザインガラス種類及び厚みの指定はできません)
また、合わせ加工していない単板のデザインガラスは名刺サイズにて無料でお送りしています。
Q.耐熱性はありますか?
A.合わせ加工したガラスに耐熱性はありません。
コンロ廻りなどの直火が当たる可能性がある場所や高温になる場所での使用はご遠慮ください。
Q.円形や穴あけ加工はできますか?
A.いずれも可能です。
デザイン合わせガラスはカット、加工後合わせガラスに加工いたしますので円形や変形加工及び穴あけ加工は可能です。ただし、穴の径や位置及び切り欠き等サイズによってはできない場合もありますので一度ご希望の内容をご相談ください。
Q.合わせ加工したガラスのカットはできますか?
A.中間膜の特性上カットは不可となります。
中間膜の特性上、合わせガラス加工後のガラスカット及び穴あけ等は不可となります。
事前に形状は穴加工等を指定していただければカット後に合わせガラスにすることは可能となりますのであらかじめご指定下さい。
Q.強化ガラスとの合わせ加工はできますか?
A.はい。
デザイン合わせガラスの和紙プラスではクリアガラスの3mmを標準仕様としています。普通透明強化ガラスや透明度の高い高透過ガラス、ブロンズやグレーガラス等他のガラスとの合わせ加工も可能となりますので別途ご相談ください。
Q.納期はどれくらいですか?
A.最短5~7日前後で発送いたします。
和紙素材及び普通透明ガラスは在庫し、オーダーを受けてから自社にてカット・合わせ加工し全国へ発送しています。お急ぎの方は別途ご相談ください。
※ガラスのカットは1日で可能ですが、合わせ加工をするため最短でも実働2日は必要となります。
※枚数やサイズによってはもう少し納期がかかる場合もあります。